東京都

割烹並の繊細料理をレアな銘酒とともに!阿佐ヶ谷の居酒屋「つむぎや」

プロローグ

JR阿佐ヶ谷駅の北口を出て、線路脇の路地へ。
スパイス屋やら銭湯やら、ちょっと覗いてみたくなる店を横目にずんずん進む。
駅前の喧騒が聞こえなくなった場所にひっそりと佇む店。

今回は師匠主催の飲み会。
コース料理と飲み放題だったのだが、なにぶん主催が師匠なのでホントにこんなコースや飲み放題メニューがあるのかは謎。
そのつもりで読んでいただきたい。

お店の情報
所在地東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-13-10
営業時間18:00~02:00
定休日不定休
電話番号03-5356-8719
ネット予約・サイトぐるなび
備考

実食


まずはビールで乾杯。
サッポロのソラチゴールデンエールという、え樽でそんなん出してんの?ってくらい珍しい銘柄。
樽どころか缶でも見たことないわ。
ソラチホップがよく効いており、甘草のような甘い香り。
豊かな麦の風味を苦味がかるーく締めた後、ソラチ独特のちょっとクセある香ばしさが抜ける。


卵焼き、明太子、しらす茄子、鴨肉たたき、がんもちくわぶ、もずく酢。
ほうれん草ときのこのおひたし、生湯葉生うに、かんぴょう煮、太刀魚背干し。
金山寺味噌と黒酢を和えた鶏むね肉。
それぞれ絶妙な仕込みと味付けでどれもうまかったんだけど、かんぴょう煮が特に素晴らしい。
あと胸肉。かなり慎重に低温調理してもここまで全くキシキシしない火入れにするのは難しい。
恐らく肉質もいいんだろうけど、店主の仕事の細やかさが光る。


出羽桜 純米大吟醸原酒。
濃い米の甘み、旨味がギュッと入ってブワッと抜ける。
後にはさっぱりとした麹感。
力強くもダラダラと引きずらない。


さより刺身。
さっぱりとした味わいの後に伸びる、しっとりとした旨味。
熟成させているのだろうか?


大七生[聡ヵト古酒 不倒翁。
古酒特有の香りと甘みを適度に備えつつ、いい塩梅のナッツ的香ばしさ。
若干ドライ傾向。低温で熟成させてる?
これとかんぴょうが非常によくマッチした。


真鯛の刺身。
すっきりしつつも食感にとろみがある。これも熟成させてんのかなー。
鯛の風味がしっかりと舌に残って伸びる。


車坂 20年古酒(20年!)
少々とがり気味のアルコール感にはちみつみたいな強い甘み。
ナッツの香ばしさがアルコールの辛さとともに抜ける。
色合いからの想像通りカラメル感もあるけど、ヒネた感じは見当たらない。
酸味も少し感じられる。
甘みの伸びが長い。古酒好きにはたまらん一品。


白龍 純米磨き九割(九割!!)
9割磨きなんて新政の頒布会以外で見たことないわ。
甘みがありつつもすっきりさっぱり。
後味に米のクセというか苦味がある。
旨味少なめで、ドライというか辛さが前に出てる。
だいぶとんがったバランスですねぇ。


鯛かぶら。
僅かにとろみのあるスープに、優しい鯛の風味が染み込んでいる。
塩味は控えめながら、鯛の旨味がかなり強く満足感は十分。


ダルマ正宗甘口純米。
古酒といえばこいつ、みたいな感じあるが、これは三年モノと若め。
それでもナッティな香りや古酒の風味強い。
長期熟成に耐えられるようにか、甘みも濃い目。
穏やかなアルコール感の中、ナッツな風味がゆっくりと抜ける。


さわらの黒胡椒焼き。
下に敷かれているのはパリッパリに揚げられた紅芋。
塩コショウで強めに味付けされたさわらは旨味が引き締まっていつつも、とげとげしさがあまりない。
おさけすすんじゃう。


青ヶ島焼酎 青酎麦。
普段あまり焼酎は飲まないのだが、今回飲んだ中では個人的に一番のヒット
焦がしたような麦が高く香る。
思ったよりもアルコール感はなく、カリッカリに焼いたパンを食べているような強い麦の香ばしさが口全体に広がる。
これ自宅にも欲しいな。


釈云麦。
先ほどとは打って変わり、正統派な麦焼酎。
アルコール感あり、控えめな麦の香ばしさ。
焼酎らしい後味がやや伸びる。


デザート(デザート?)は戻り鰹のたたきごはん。
酸味、旨味、辛味が絶妙に入り混じったかつおの風味。
米はちょっと柔らかめなのだが、それが鰹の柔らかさにピタッとハマる。

まとめ

いやァ飲んだ。
最後らへん意識飛び飛びだったからね。
熟成古酒や限定酒が多くラインナップされており、フードは魚介の和食多め。
敷居の高い割烹や小料理屋を思わせるが、店主が言うには「ウチはあくまで居酒屋」なんだとか。
それを表すかのように、お一人様や小さい子ども連れも訪れたりしてた。
メニューもちらと見たけど、餃子とかフォーがあったり。

今度はアラカルトで行ってみたいスね!

RELATED POST

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です