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味わいも懐にも優しい家庭的フレンチ!稲田堤のフレンチ「欧州食堂 城(きづき)」

プロローグ

いやァ、酒を禁止するよりも座席絞る方針にすべきだと思うんですけどね。
そんなわけで、禁酒法が発令される前に伺った時の記事になります。

南武線の稲田堤駅を降りて、多摩川とは反対方面へ。
川崎街道にぶつかっても、信号を渡ってもうちょい進む。


「え、もう民家しかなくなるんじゃね?」ってくらいのところで見えてくる小ぢんまりとした店。
1階はテイクアウト用のカウンター。
2階には3人掛けのテーブルが3つほど。


フレンチといいながら見てくださいよ奥さん!このリーズナブルさ!
しかもビールのチョイスがウルケルとかカールスバーグとか渋い。

お店の情報
所在地神奈川県 川崎市多摩区菅北浦3-1-18 西号室
営業時間11:00~20:00
※緊急事態宣言中は政府要請に準じる
定休日水曜日
(第二、第四火曜日 不定休)
電話番号044-299-8002
ネット予約・サイト公式サイト
テイクアウト、デリバリーテイクアウトあり
備考

実食


昼だし小麦を感じたかったので、ホフブロイ。
昼ビーヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ
豊かではあるものの優しく穏やかなクローブの香り。
グイッと飲むと、爽やかな香ばしさの中にもしっかりとした小麦のコク。
穀物由来と思われる軽い酸味で、キレよくすっきり。


ランチメニュー、豚スネ肉とレンズ豆の白ワイン煮。
ソーセージは柔らかめの皮。
パリッと固い皮が好みではあるが、まあスネ肉が主役だしな。
さてそのスネ肉はというと、しっかりとこりこり食感。
かつキシキシしておらず絶妙な火入れ。
味もしっかりと付いており、スープにただドボンと入れましたって感じじゃあない。

スープはコンソメベースに、じっくり煮込んだであろう野菜の旨味がたっぷりと上乗せされている。
大根にも中心までスープがしみわたり、丁寧な作りこみ。

添えられたサラダはなんだろう、フェンネルかな?ハーブが効いてる。
ニンジンは甘めの味付け。市販のドレッシングの味じゃないな。

ポテサラはしっとり食感。
細かくマッシュした中に、ところどころ塊があって飽きさせない。
優しい口当たりと味わいの中に、少しだけ差し込まれる酸味がほどよい刺激。

マッシュしたシーチキン・・・?
ポテトとかマヨネーズも感じるから、ポテサラの亜種かもしれない。
なんだか小豆っぽい風味もあり、なかなか面白い。

表面軽くカリッと焼いた、もちもちしたパン
あこロール?調べたらあこべるって店のパンみたい。
これだけでもおいしい。


ランチのプレートがなかなかに良かったので、単品でキッシュも。
パリッと焼き上げられた表面に、チーズの豊かな風味。
豚肉にチャーシューのような下味がしっかりとついている。
その他さつまいも、オリーブ、えりんぎが入ってて、どれも柔らかく火入れされている。
丁寧に下ごしらえをしたんやろなぁ。


デザートにシフォンケーキ。
食感はしっとりとふわふわの融合。
甘さ控えめで、苦手な自分にも食べやすい。
生クリームはヨーグルトたっぷりで、脂っこさやベタつきがなくおなかに優しい。

まとめ

いやお見事。
ランチだからといって手を抜かず、どれもひと手間かかっているのが分かる。
味付けもさすがに高級店のような重厚さではないが、オリジナリティありつつもハイレベル。
この味でこの値段なら十二分に来る価値がある。
夜も行ってみたいすなぁ。

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