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方針転換は吉か凶か・・・六本木のビアバー「ブリュードッグ六本木」

プロローグ

変化し続けることは大切だが、必ずしもその結果が良い方向へ向かうとは限らない。
ただ悪い結果に見えることも、視点が変われば良い結果となるのかもしれない。
今回はそんなお話(ぇ

六本木交差点脇の坂道を下り、途中で左へ折れる。
そこへ見えてくる青い看板。
おこじょが愛してやまないブルワリーのオフィシャルバーである。

2014年のオープン日にも訪れた思い入れのある店なのだが、その頃と比べると随分カジュアルな装いになった。
正面のガラス窓も中がちょっと見えづらいペイントがあったが、今ではご覧の通りクリア。

薄暗い店内にカオスなアートが描かれた、どこかアングラな空気を漂わせていた店内も小ざっぱりとしている。
実はなにげにわんこ入店OK。
カウンターは6、テーブルは・・・16くらい?
ビールのTAPはブリュードッグが8、ゲストが14くらい。
ちょっとしたグッズも売っている。ほんとにちょっと。
カウンターなんだけど、バー初心者は座らないほうがいいかも。
椅子とカウンターの高さが微妙に合っておらず、また足を入れるスペースが無いため使いづらいことこの上ない!
慣れてくるとこの不親切さも楽しめるんだけどね。
フードはバーガーとピザを中心に、パブ的なつまみが並ぶ。

お店の情報
所在地東京都港区六本木5丁目3−2 齋藤ビル 1F
営業時間月~金 17:00~23:30
土 13:30~23:00
日 13:30~22:00
定休日不定休
電話番号03-6447-4160
ネット予約・サイト食べログ
テイクアウト、デリバリー不明
備考ペット可

実食


さて、まずはスタンダードな一杯。
エルビスジュース。
グレープフルーツをふんだんに使っているだけあり、熟したグレープフルーツのような香りがくっきりと感じられる。
口に含んだ瞬間、香ばしいモルトのコク。
直後、もこもことフレッシュな泡とともに甘いグレープフルーツの風味が広がる。
ある程度風味が広がってくると、フルーティなホップの苦味がグレープフルーツと混じり合う。
苦味はやや軽く、少し伸びる程度。
うーむ、缶と比べやっぱりフレッシュ感が段違いだ。おいしい。


わさび風味のポテサラ。
カリカリと大粒のわさびが混ぜ込んである。
ツーンとくるけど辛さは穏やか。
卵たっぷり使ってると思われ、わさびの風味を優しく包み込んでいる。
ごろっとしたじゃがいもで食感も満足。
ただエルビスジュースにはあんまし合わない(;^ω^)


パトリオットバーガー。
付け合せのポテトは多少イモの風味が感じられるものの、ちょっとぼそぼそしてる。
正直この程度のポテトなら出さなくていいな・・・
ベーコンは脂身多めで食感はまあまあ。
味付けは粗挽き胡椒を振ってる程度?けっこうシンプル。
パティはゴツゴツの粗挽きで、適度な味付けがされている。
バンズはしっとりしてるけど、さほどモチッとはしてない。全粒粉かな?
昔のほうがおいしかったような・・・思い出補正かも。


シメにファームハウスカルテル。
ビエールドギャルド。言ってみればフランス版のセゾン?
桃、洋梨を思わせるやや濃厚で甘い香り。
とろりとしたメープルシロップのような口当たり。
ベルギー酵母っぽいクセと少々のサイダーっぽさは、ウェストマールあたりのトリペルを思わせる。
桃っぽいフルーティな甘味と苦味。
フルーティな甘みのあとベルギー酵母みたいなクセ、桃の皮っぽいフルーティな苦味
酵母感が強く、そのせいか分からんけど不思議とわさびポテサラに合う。

まとめ

悪い店ではない。悪い店ではないよ決して。
でもブリュードッグ好きとして敢えて言わせてくれ。どうしちまったんだブリュードッグ!
ブリュードッグのTAP数も減り、カオスだったフードメニューもシンプルなラインナップでそこそこの味。
おまけに箸にも棒にもかからん小洒落た内装!
万人受けという点では、経営方針として正しいんだろう。
でもこれじゃブリュードッグへ行く意味が無い。普通のビアバーじゃん。
ブリュードッグ好きがなんでブリュードッグへ行くのか?ブリュードッグが飲みたいしブリュードッグを感じたいからなんだよ!!

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