プロローグ
小田急線の和泉多摩川駅。
そこから歩きに歩いて20分!
酒屋に併設された、お洒落な佇まいの店。
カウンター6、テーブル5。
見に行ってはいないが、どうやら階段で上るテラス席があるようだ。
さすが酒屋が母体だけあって酒の種類が豊富。
自家製ビールは10、日本酒17、焼酎13、ウイスキー7で、なんとうち4つがイチローズモルト!
ワインは赤白3ずつ、おまけに果実酒6。
お店の情報 | |
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所在地 | 東京都狛江市駒井町3-34-4 |
営業時間 | 水~金 17:00~23:00 土・日 11:30~23:00 |
定休日 | 月曜日、火曜日 |
電話番号 | 03-5761-8101 |
ネット予約・サイト | 公式サイト |
テイクアウト、デリバリー | ビールの量り売り有り |
備考 | – |
実食
ほんとはイチローズモルト行きたかったんだけどね。
せっかくのブルワリーレストランなのでビール。
クリプトメリア。
吉野杉木桶仕込みらしい。
すっきりした口当たりながらも、きちんと感じられるモルトの香ばしさ。
のど越しから抜けにかけての木桶由来と思われるウッド感。
後味は軽くスパイシー。
うーん、そこまで悪くはないのだがけっこう荒っぽい風味バランス。
酸味も強め。
冷菜三種を好きにチョイス。
まずはサーモンといくらの麹漬け。
瑞々しくねっとりとしたサーモンに、麹のクセある塩気が絡みつく。
オレンジピールかな?柑橘系の風味がそのクセを軽やかにまとめ上げている。
これはなかなか・・・日本酒が進みそうですな!
お次はベーコンときのこのポテサラ。
どどんと乗ったローストガーリックと、混ぜ込まれた粗挽きマスタードによりスパイシーな仕上がり。
ベーコンの香ばしさと・・・これはエリンギかな?キノコのコリコリ感が箸を進める。
もうね、ビールに合うよ。間違いない。
最後にレバーパテ。
丁寧に裏ごしされていると思われる、口当たりのなめらかさ。
臭みがほぼ感じられない。いい食材使ってんね。
かなり甘味の強い味付けで最初は面食らうが、これはこれでレバーの風味を上品に仕立てている。
絶対ウイスキーだよコイツのお供は。
もう少しビール醸造の技術を探りたかったので、ビアフライトで三種。
ホップダイバーズNo3。
フローラルかつフルーティ、アマリロホップの特徴的な風味。
一拍置いてキリッとした強めの苦味。
イングリッシュ酵母を使っているからか冒頭にマイルドさを覚えるが、苦みがけっこう強いので印象は弱い。
苦味がやや伸びる。
やっぱし酸味強いなぁ。
國平米。
赤盤雄町の木桶仕込み。
米の風味がかなり強い。けっこう米入れてるな?
後味はシャンパンぽい軽やかさ。
余韻には強めの木桶ぽい抜け。
モルトやホップの風味が控えめだからか、納豆ぽいオフフレーバーをややはっきり感じる。
マイルドブラック。
アメリカンエール酵母のスタウトだって。
香りはしっかりスタウト、ローストの風味が強い。
ほろ苦いローストは、アメリカンコーヒーのように抵抗感なくスイッと入る。
ローストモルトの香ばしいコクはあるもののさほど重くない飲み口。
全体的に僅かなスモークの抜け。
ここまであまり好ましくない印象だった酸味の特徴も、ここではスタウトのキャラを印象強くする方向へ働いている。
スモークつながりでポテサラが超合う。
シメに吟醸味噌キーマカレー。
スパイシーでほどよいピリ辛。
後味に味噌っぽいコクあるけど、言われないと分からないかも?程度。
濃厚で丁寧なつくりのキーマカレーといった印象。
卵が乗ってるんだけど、ルーがかなり完成度高いのでむしろ邪魔に思えてくる。
付け合せの豆は味噌感が強く感じられる。
ピクルスは酸味ほどほどで、出汁入れてるのかな?めっちゃうまくて食欲刺激した。
まとめ
全体的にフードのレベルがすっげ高い。
単体でも戦えるし、酒と合わせても強い。
さらにその酒の種類が豊富。
自家製ビールの出来だけが残念という悲しい結末に。
これ多分醸造の技術じゃなくて、設備のどっかで雑菌混ざってるのでは。
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