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伝統に裏打ちされた革新の味!稲城の蕎麦イタリアン「エルツ」

プロローグ

さあーて今日は稲城のスシローでも行くかぁ( ´∀`)
って超並んでるやんけ!!待つのめんどくさいし混んでるのもなぁ。

・・・ん?なんか看板がある。蕎麦イタリアン
けっこう近いし行ってみるか。


蕎麦屋?だけどよく見たらパスタとかピッツァとかイタリアンなメニューが書いてある。
どうやら元々蕎麦屋だったお店をリノベーション&イノベーションした模様。

テーブルは9席ほど。
そば粉を使ったパスタやピッツァの他、一応普通の蕎麦もある。
パスタ、ピッツァは1200円前後。オリジナリティ考えればまあ妥当な価格か。
ソフトドリンクが300円と良心的な価格。
ワインはボトルが多少揃っているようで、銘柄はお店の人に確認とある。
ちなみにハウスワインのブドウ品種聞いたらポカーンとしてたので、知識は期待しないほうがよさげ。

お店の情報
所在地東京都稲城市百村15
営業時間11:00〜14:30
17:30〜22:00(木曜除く)
定休日月曜日
不定休あるので要確認
電話番号042-378-7590
ネット予約・サイト公式サイト
テイクアウト、デリバリーテイクアウトあり
備考

実食


まずはパルマ産生ハム。
お酒と合わせたかったんだけど、車なので断念。
熟成肉特有のねっとり感がかなり強い!
きつすぎない程度の塩気に、ある程度咀嚼していると途中から一気に旨みが湧き出す。
これけっこういいやつじゃない?
この強い熟成感はワインばかりじゃなく焼酎とかでもイケそう。


ニョッキのフリット。
外は軽めのサクサク感、中はふんわりとしたニョッキの歯ごたえ。
ニョッキが僅かに粉っぽいけど、それがまた外側の衣といい具合に連携している。
これにもそば粉使ってるのかな?普通のニョッキとはちょっと違う風味を微かに感じるような。

食感は悪くないんだけど、ちょっと塩気が強い。
おつまみとしてはこれでOKかもしれないが、単体で食べるのはちょっと疲れる。


アサリとほうれん草の和風ソースパスタ。
思ってたよりもかなり蕎麦寄り!
けれども単純に蕎麦へパスタの味付けをしたわけではなく、麺自体も洋風に寄せた風味。
努力の跡を感じる麺。
ほどよくガーリックを利かせており、和風な味付けながらも洋の意識を外さないバランス。
麺や味付けがよくできてるだけに、アサリがちょっと砂残ってるのが残念でならない。


釜揚げしらすとブロッコリーのビアンコピッツァ。
サクサクとしっかり焼き上げられた生地は、窯焼きとはいかないまでもなかなかの火力を伺わせる。
そば粉入りだからか、弾力というかかなり生地の歯ごたえが強い。
個人的には好みの硬さ。ハード系のパン好きなんっスよォ!
しらすの塩気と、パリパリとしたチーズの風味が調和。
ややしらす優位のバランスで、和風な印象を受ける。
ブロッコリーはコリコリと芯を残しており、食感とともに野菜の旨味が口に広がる。


食後のコーヒー。
酸味控えめのアメリカンなほろ苦さだけど、多分そこまでこだわったものではない・・・かな?
ただコーヒーはあまり詳しくないけど、豆から挽いているような気はする。


日替わりデザート、さつまいものパンナコッタ。
ややざらざらとしたさつまいもの食感と甘味。
そこから少し遅れてパンナコッタの風味となめらかさ。
さつまいも強めでちと甘いなぁ。
味は悪くないと思うけど、甘いの苦手な意識を飛び越えるほどのレベルまでは行かない。

まとめ

味のバランスが少し粗削りだったり、下処理があと一歩だったりとまだ未熟な部分はある。
あるものの、蕎麦パスタや蕎麦ピッツァはその点を補って余りある完成度と魅力。
この周辺、こういうチャレンジャボーな店も無いしな!

今後の成長を大いに期待したいところなんだが、あんましお客入ってないんだよな・・・
見つけづらい立地と外観だし、何より蕎麦屋っぽいし。
一番の問題はGoogle Mapの写真が完全に蕎麦屋。
自分だって店の名前は知ってたけど「あれ?蕎麦屋しかなくね?」と思って長らくスルーしてたレベル。
応援したい店です(´;ω;`)

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