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安くてうまいこれぞ大衆!府中の居酒屋「磯吉」

プロローグ

府中駅近くの複合施設「ルシーニュ」。
ここの一階にある、いかにも平凡そうな居酒屋。
移転前はガード下にあって、もっとおっさん臭い店構えだったんだけどね。
だいぶファミリー層にも優しい雰囲気になっております。
カウンター9、テーブル8。
たばこOKなのが残念だが、まあ大衆居酒屋だししゃーない。
海鮮系がメインのようで、おすすめは毎日変わる模様。
イナゴあって草。今回は頼まないけど。

お店の情報
所在地東京都府中市宮町1丁目100 1F-120
営業時間15:00~22:00
定休日無休
電話番号042-368-6520
ネット予約・サイト食べログ
テイクアウト、デリバリー不明
備考喫煙可

実食


まずは一献。笹一純米。
シャープでありつつも豊かな米の甘み。
抜けには軽い麹を覚える。
後半にかけて、米の甘みが力強く伸びていく。
全体的に風味強め。味の濃いつまみに合いそうだ。


しめ鯖。
とろっと柔らかい食感に、キリッとやや強めにしめた酢の酸味。
その後じわりと広がる塩気。
噛む程に旨味がにじみ出る。
値段の割に鯖の質もいいんだけど、それだけでなく締め具合もブラボー!
醤油はつけないほうがバランスいいかも。


棒だら焼。
外側カリカリとさせつつも、しっとりした感触を残す絶妙な焼き加減。
身が引き締まっているのか、弾力が強くなかなか箸で裂けない。
歯ごたえも予想に違わずしっかりと。
塩加減はちょっと強めだけど、それがまた旨味を引き出している。
小骨くらいならガリガリと食べられちゃう。
肝付近の苦味がまたね、酒に合うんっスよォ!!


焼鳥のレバーとつくね。
前も言ったっけ?店の質を計るのに焼鳥のレバーとつくねは最適って持論。
レバーは具材の質と火入れの技術。
つくねはその店の個性とか独自性がよく表れてると思うんスよね。
さて、それを踏まえた上でレバー。
コリコリとした弾力ある食感と、レバーのざりっとした食感が混在。
肉質はすごくいいわけではないけれども、焼きの技術で見事カバーしている。
パラパラとかかった塩は控えめで、レバーの風味が強調される。
一方のつくね。
肉の挽きは細かいながらも、しっかりと弾力あり。
少々ピリッとするのは胡椒を入れてる?
肉の弾力と、外側のパリッとした食感とのコントラストが心地よい。
うん、総合して火入れが素晴らしいね。
具材の質はそこそこなんだけど、この値段なら及第点以上よ。
そしてハデさはないものの、小さなアクセントとしてオリジナリティを出している。


もつ煮込み。
崩れそうなほどに柔らかい大根は、たっぷり出汁を吸ってジューシー。
もつは噛みごたえありつつも、10回以内に食べ切れる柔らかさ。
そして噛むごとに汁がじわーっじわーっと出る。
もつといいつつ、バラや軟骨も入ってる?嬉しい誤算。
この日食べた中では一番うまかった。


肉じゃがコロッケ。
パリッとした衣は油のべたつきがなくさっぱり。
大衆居酒屋のくせに古い油を使ってないなんて!(褒
すじ肉入ってるのかコリコリした食感。
口の中にじゃがいもの風味が広がる。
肉じゃがの出汁風味が豊かなのに、サラッとしており食べやすい。
本体に味がしっかり付いてるので、ソースいらないね。
むしろ付けたらこのコロッケの良さ殺しちゃうんじゃないか。

まとめ

いや素晴らしい。
味もそうなんだけど、何が素晴らしいってこんだけ飲み食いプラス梅酒も飲んで3000円ちょいよ?
嘘でしょ。
しかも駅近くて15時から飲める。ヤバい。
そりゃ人気あるよ。大人数だとまあ入店無理。

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