プロローグ
千歳烏山駅を出て北にまっすぐ。
階段を上ると手前にカウンター、奥にテーブル。
ビアバーということでラインナップを見ると、国内外半々で6TAPほど。
クラフトジンにも力を入れているようで、11種程度あるようだ。
カウンター席で喫煙・・・まあ煙くはないんだけど、できれば分煙に力を入れて欲しいとこだなぁ。
お店の情報 | |
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所在地 | 東京都世田谷区南烏山4-13-9 カザマビル 2F |
営業時間 | 18:00~翌2:00 |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 03-6689-0989 |
ネット予約・サイト | |
備考 | – |
実食
濃い目のビールに定評ある、名古屋はワイマーケットのルプリンネクター。度数7.8%。
ネクターと銘打つだけあり、とろみのある見た目と桃のような甘い香り。
口当たりもやはりとろっとしている。
甘味は思ったほど強いわけではなく、果実ホップのジューシーなコクと苦味。香りの抜けも強い。
冒頭に一瞬だけ桃っぽい甘味感じるかな?
時間が経つにつれ苦味がじりじりと強くなり、果実から草っぽい印象に。
後味がちょっと長く伸びる。
お通しのコールスロー。
コンソメっぽいすっきりとした味。
胡椒、マヨネーズ、パセリあたりかな?ケンカせずにいいバランスで整っている。
これだけでもおいしいけど、上品に整ってるので日本酒なんかにも合わせられそう。
自家製餃子。ノーマル、大葉、花山椒の3種類。
火入れは軽めで、あんまりパリッとしたタイプではない。
まずはノーマル。適度な皮の柔らかさに肉汁あふれる豚肉。
ラー油ベースのソースがかかっておりそのまま食べてヨシ!
大葉入りはけっこう大量に入れており、なかなか風味強く香る。
花山椒入りはこれまたいっぱい入れてる!ビビビッと舌にしびれが残って好みの感じ!
合わない人は食べづらいだろうなぁ。
イカとアンチョビのアサリ出汁カレー。
隣の常連さんらしき人が一番に注文してたあたり、カレーもお店のウリなのかな?
やや欧風寄りの作りで、玉ねぎの甘味がよく出ている。
またアサリとイカの海鮮ダシが強く効いており、じゃりっと海を感じる風味が吹き荒れる!
ほどよいイカの柔らかさは質の良さを伺わせる。
アンチョビはやや後方から支援し、イカの旨味をブーストする布陣。
米はジャスミンライスで、さらさらした食感が濃い旨味をスルッと喉へ運んでくれる。
舞茸と春菊の天ぷら。
おお・・・衣サックサクや!
油っぽさがあまりなく軽やかで、小麦の香ばしさが心地よい。
なにかブレンドしてるんだろうか、ちょっともっちりした食感も。
春菊の苦味や青臭さがしっかり封じ込められており、食べきった後で「あれ、そういやこれ春菊か?」て思い出すレベル。
苦手な人でも食えると思われ。
舞茸はジューシー!衣のサクッとした食感の後にきのこの旨味がじゅわぁっと広がるってな具合よ。
そして真打ちの牛タン。塩とねぎ塩ダレ。
コリコリとした歯ごたえがありつつも、絶妙な火入れでストレスなく噛み切れる。
あっという間に口の中から消失!
また塩加減が繊細、肉の旨味を上手に引き出している。
炭火による香ばしさも旨味を盛り上げる演出をしてくれる。
ねぎ塩ダレはネギによってさっぱり感をアップ。
んー・・・ただ肉質と火入れがとっても良いので、シンプルに塩でいただいた方が真骨頂を味わえると思う。
わんこのおみやげ用にクッキー。
ビール作りで使った麦芽を生地に混ぜ込んでるらしい。
帰宅してちょっと頂いたところ、なるほど麦芽の香ばしさとほのかな甘味。
ざりざりとした歯ごたえがなんか、体に良さそう!(ぇ
犬用なのでもちろん薄味なのだが、それゆえけっこうポリポリいけてしまう。
すまん犬。けっこう食っちゃった。
まとめ
いずれも食材の質が良く、その良さを引き出すように上手な調理をされている。
ビールのチョイスもセンスを感じるラインナップ。
今回食べた中で、やっぱウリである牛タンが一番だね。必食。
何やら運がいいと牛タンカレーなるものも提供されるらしい。
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