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優しいスモーク感は大人の味わい!矢野口の燻製「アンカー」

プロローグ

応援したい店は、早めに紹介したくなっちゃうよな?
ということで、駅名を言っても半数以上の人が「・・・どこ?」と尋ねてくる矢野口駅からお送り致します。


もう、駅出てすぐそこよ。
ホテル内のレストランなのでちょっと分かりづらい。
テーブル4にカウンター5。
ただ緊急事態宣言もあってかどうなのか分からんが、カウンター席は使っていいない模様。
燻製と海産物が主力って感じすな。
日本酒は5種類、あとは名前を冠するアンカーのビールが4種。

お店の情報
所在地東京都稲城市矢野口266-6 ステーションホテルちゃぼ内
営業時間17:00~23:30
※緊急事態宣言中は政府要請に準じる
定休日不定休
電話番号080-9986-2162
ネット予約・サイト公式twitter
テイクアウト、デリバリーテイクアウトあり
備考

実食


まずはお通しのひじき。
たぶん・・・自家製ではないと思う。
普通のひじきですた。


やっぱり頼んじゃうよねー。
アンカーの誇る傑作バーレーワイン、オールドフォグホーン。
コイツの傑作たる所以はその超絶なコスパにあると思ってるんだけど、1000円かぁ(´・ω・`)
まあまあ、そこはレストランですしね?
濃厚な麦汁の旨味、甘み。
だけどぼってりしておらず、風味がピシャリと引き締まる。
グレープフルーツのホップ感は、これぞ王道アメリカンバーレーワイン!


さて料理は何にしようか。
A4一枚でまとまる品揃え、ちょうど良い。


やはり最初は力を入れているであろう、燻製の盛り合わせをば。

卵。
中はどろっとこぼれるような半熟。
ひんやりとした温度に、スッキリとしたスモーク感。
もしかして冷燻?だとしたらかなり貴重な店。
熱燻より手間かかるし、なかなか見かけない。
黄身の色がやや濃く、それなりにいい卵使ってると思われる。

蛸。
爽やかな燻製感が蛸のクセ、歯ごたえといいー具合にマッチ。
熱燻だと絶対出せないでしょ、この繊細さ。

豚もも。
ほどよい塩気。
噛むほどに燻製の風味が口の中へ広がる。
穏やかなバランスで、肉でありながらビールより日本酒のが合わせやすそうな印象。
もうちょい火入れ軽めでもいいかなー、まあ豚だからだろうけど。


砂肝アヒージョ。
コリコリ食感にかなーり強めのガーリックと、ピリッと以上に利かせた唐辛子が絡む。
塩味は控えめで、肉の旨みを前面に出そうとしているバランス。
肉質としてはそこそこだけど、味付けはなかなか自分好みで良い。


二杯目は日本酒で。
るみ子の酒 純米超辛。
ほのかに甘い、花の蜜のような香り。
飲んでみると、フローラルな風味からしっかりとした麹の苦味。
その後にカーッと追いかけてくる、強いアルコールのキレ。
ドSやんるみ子。


せっかくの日本酒なので海鮮系へ移行。
ぶりの刺身。
富山で食べたぶりのように、風味がキリッと立っている感じではない。
熟成したようなとろみがあるんだけど、これは狙って出してるのかな?
臭みがなく、値段にしては量が多い。


生牡蠣ポン酢。
つるっとした新鮮な口当たり。
ほどよい酢の酸味に柑橘系の爽やかさ。
味付けのバランス、ディッモールトベネ!
大粒でこちらも量が多い。
これで500円は安すぎやしないかい?


ローストビーフ丼。
いい火加減のローストビーフですこと。
きちんと噛みきれるあたり、肉質もそこそこよさげ。
オニオンの甘味が効いたソースうっま。これでごはんいける。
ただその肝心の米はやや水気多い。
まあ米メインの店じゃないと扱い難しいよな。
ソース効果による錯覚なのか、米自体にちょっと風味付けされてる感。


三種の燻製チーズ盛り合わせ。
カマンベールとクリームチーズとチェダー・・・だったっけ?
いずれも元のチーズの風味を損なわず、ほんのりと燻製の風味を載せている。
これまたいいバランス!
この淡い燻製感を活かすには、ワインよりウイスキーっすね。

まとめ

仕事が丁寧で、なによりコスパが良い。
特に海産系は特別なコネでもあるんか?ってくらい。
近くを通るなら、少し寄り道して行く価値は十二分にある。

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